八重洲・日本橋・京橋のカルチャーメディア「YNKs」にて、落合陽一さんへのインタビュー記事を執筆しました。
「現代の魔法使い」と呼ばれている落合陽一さん。そう呼ばれる理由のひとつとして、落合さんがデジタルネイチャー(計算機自然)という概念を提唱していることがあげられます。デジタルネイチャーとは、デジタル技術(非物質)が自然や人間の生活(物質)に浸透し双方が一体化した新たな世界観を意味しています。
「落合さんのメディアアート展について記事を書くんだよ」と友人や家族に言うと、みんな一様に「それはすごい!」と興味津々の反応を見せるのですが、「でも大変だね。しっかりね」とかなり気の毒そうな反応も見せるのです。それは多分、みんな(そして私も)、「『生成AIが変える未来』などの落合さんの著書や、『WEEKLY OCHIAI』(YouTube)はすごくおもしろいけれど、デジタルネイチャーとは結局なんのことだろう。どう向き合えばいいのかな」という気持ちでいるからでしょう。
いろいろ終わって個展も鑑賞して、今ではこんなふうに思っています。
あんまり頭だけで考えないほうがよさそう。個展を見た限りでは、デジタルネイチャーってなんだかワクワク楽しい新しい可能性あふれる世界みたいだな、と。
ぜひ、落合陽一さんの個展「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン」をご鑑賞ください。
秋はアートやデザインの展覧会が目白押し。落合さんの個展は抜群におもしろいと思います!鮨と鰻のご提供は無いとのことです(笑)。
その前に、こちらからぜひ個展についての記事をお読みください。
落合陽一個展「昼夜の相代も神仏:鮨ヌル∴鰻ドラゴン」
会場:BAG-Brillia Art Gallery-(東京都中央区京橋3丁目6-18)
会期:2024年9月7日(土)~ 10月27日(日)
開館時間:11:00~19:00 (休館日:月曜日)
※月曜日が祝日の場合は開廊し、その翌日は閉廊します。
料金:無料
YNK(インク)とは、Yaesu、Nihonbashi、Kyobashiのこと。東京駅八重洲口前に広がるYNKは、日本有数のビジネス拠点でありながら、江戸時代から続く文化的・歴史的な資産が豊富なエリアです。『YNKs』はこのエリアの魅力を伝えるルチャーメディア。「まち」の魅力を注目のクリエイターやアーティスト達が伝えます。