スペインワイン専門の商社スコルニワインが主催した新商品ラ・ヴィ・アン・ローズ発表にご招待いただきました。
マルケス・デ・グリニョンのワインを初めて飲んだのは、昨年の8月でした。
その日はシーフードとスペインワイン尽くしの夜でした。スペインワインを専門とする方々とお話をしながら飲むスペインワインの味は格別でした。夜も佳境に入ったころ、続けて抜栓された2本のワインに衝撃を受けたことを今でもはっきりに覚えています。
マルケス・デ・グリニョン スンマ・バリエタリス
(シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルドのブレンド)
マルケス・デ・グリニョン カベルネ・ソーヴィニヨン
(カベルネ・ソーヴィニヨン100パーセント)
その繊細かつパワフルな風味を覚えておくため、何度も何度も口に含んでゆっくり味わいました。
生産者のグリニョン伯爵カルロス・ファルコ氏は、スペインのワイン界を牽引する大物であり人生を存分に謳歌した方だったとのことです。残念ながら昨年コロナが原因でお亡くなりになられましたが、いつまでも多くの人々がファルコ氏の桁外れにダイナミックな生き方について語り継いでいくことでしょう。
ラ・ヴィ・アン・ローズにはモナストレル(50%)とピノ・ノアール(50%)で造られています。
外観は輝きのあるローズピンクで、フランボワーズやチェリーのような赤系果実のアロマがさわやかです。フルーツキャンディのような軽やかさのなかに、バラの花を想わせる優雅な香りが重なっていきます。キラキラとした泡とドライなテイスト、華やかな余韻に魅せられてしまいます。オーガニック認証のこのロゼカヴァは、いつどんなときでも雰囲気を盛り上げてくれること間違いなしです。
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