ライター、ワインエキスパート【冨永真奈美】

WINE & FOOD

WSET Level 3 Award in Wines Online Courseが始まりました。

ロンドンのチューターが対応するロンドン直接のオンラインコースなので通学はなし。(リアルのテイスティングクラスが一回付いてます)多忙すぎてどこにも行けない時期が定期的にやって来る私の生活にぴったりです。

すでにコースにすっかりハマっており、今のところ3晩続けて夜更かししてます。
すごくおもしろいのです!

Level 3では、「これとこれとこれを覚えてくださいね」という「とりあえずインプット」が求められていないように思います。もちろん知らない言葉や情報は出てくるけれど、それは文脈から推測できたり、よく読み調べたら分かったり、これまでの知識を適用できたりすることが多いと感じています。ちゃんとチューターさんがメールで「これやってますか?」と確認してくれます。でもグループメールなので私が苦手な「見張られてる感」はまったくありません!モジュールを見れば「今週はこんなことを学ぶからこんなことができるようになってます」と目標やまとめが書かれているので自分がどこにいるのか分かりやすい仕組みになってます。体系的にブドウの栽培と醸造そして各地域の概要やテイスティングについて学べそうでわくわくしています。

それに英語が分かりやすいのがうれしいです。久々に「大勢にスムーズに理解してもらうことを前提とした英文」を読めるという気がしています。普段は仕事上、意図的に難解・比喩的・抽象的・文学的に書かれた英語や狭い範囲の一定のオーディエンス(社内などね)を対象に書かれた英文に向き合うことが多く、大変なストレスを抱えることもあるので素直にうれしいのです。

エキスパート試験の時には、「ボルドーの格付けシャトーを全部覚える」などのインプットが多く、「まいったなあ。おいしく楽しく飲んでるだけでよかったかなあ。でも始めちゃったしなあ」と夜中にテーブルにつっぷしさめざめと泣くこともありました。。。(でもボルドーの格付けシャトーを覚えたのはけっこう役に立ってますよ!ブルゴーニュの村や畑なども。かなり忘れましたけれど)

とりあえず、Level 3では夜中にテーブルにつっぷしさめざめと泣くことはなさそうです!

記事をシェア