スペインワイン専門の商社スコルニ・ワインが主催した試飲会にご招待いただきました。
スコルニ・ワインとはライターとしてコラボしているため、新入荷のカバ、新商品および既存商品の新ヴィンテージなどの試飲はとても大切かつ楽しみなひとときです。
19種類に及ぶ試飲の皮切りとなったのは、「カバ ブルット レアル グラン・レセルバ(Cava Brut Real Gran Reserva)」という名のビンテージ(2011年)カバ。スペイン王女の結婚披露宴に採用された上質な余韻を持つこのカバは、マカベオ 62%、チャレロ 21%、パレジャーダ 8%で造られ、120ヶ月もの瓶内熟成期間を経てリリースされたもの。柑橘系、リンゴや洋梨のような果実味が広がり、さわやかな口当たりながらもコクや深みを感じる逸品です。スコルニ・ワインではヴィンテージのカバしか販売しない方針とのこと。早速購入しました。
白や赤ワインを経て、「ラス・メダージャス マンサニージャ(Las medallas Manzanilla)」という名のシェリー酒に辿り着きました。そのまま飲んでもなめらかで美味なのですが、「レブヒート」というカクテルにして飲むとまた違った新鮮な味わいを楽しめました。
モヒートじゃなくてレブヒートは、キリンレモンのような甘い炭酸飲料などを混ぜてつくるだけ。私は基本的にワイン以外だとジントニックしか飲みません。さすがに「マンネリだよねえ」と違うカクテルを探していました。よかったよかった。今年の夏はレブヒートをたくさん飲んでいるだろうと思います。スペインのアンダルシアに特別な思いを寄せる社員さんが作ってくれたこと。1822年から修理を重ねて使い続けているというアメリカンオーク樽で5~6年熟成させたシェリーであること。だからでしょうか。カクテルは格別な味わいがしました。
創業者・会長の田中茂雄氏そして営業本部長の斎藤邦久氏との会話を通して、今後のコラボ活動の方向性も見えてきました。
その後も楽しかった。一緒に試飲会に来てくれた仲良しのワイン友と、仲良しのワイン友が働くAOYAMA WINE BASEへ。雨が降る肌寒い一日でしたが、心はホカホカしてました。