このところ、プレスイベントへの招待が続いている。今日のイベントもとても楽しみにしていた。なにしろあの宮嶋勲氏の説明を聞きながら、キアンティ・クラッシコ グラン・セレツィオーネのワイン6種類とヴィン・サント2種類を試飲しつつ、ザ・ペニンシュラのシェフによるフルコースを堪能できるのだから。
宮嶋氏に初めてお目にかかったのは8年前。GAJAのメーカーズディナーだった。その時と同じく、宮嶋氏の軽快な語りにぐいぐいと引き込まれてしまった。氏の著書はほぼすべて読んでいる。特に近著の『ワインの嘘』は読んだ後は胸がすくような爽快な気持ちになった。その気持ちをご本人に直接伝えられたことがうれしい。
キアンティ・クラッシコ(それからブルネッロ・ディ・モンチーノも)は大好きな産地の一つである。5本の指に入ると思う。あの刺激的な酸味、果実味、豊潤な味わいは何度飲んでもあきることがない。
Consorzio Vino Chianti Classico のマーケティングマネージャーを務めるSilvia Fiorentini氏が、日本の小説にインスピレーションを得てキアンティ・クラッシコの展望を表現したのも親近感が感じられてよかった。
味わいの記憶が新鮮なうちに記事を書こうと思う。
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