ライター、ワインエキスパート【冨永真奈美】

TRAVEL & CRUISE

VINEXPO ASIA 2023 SINGAPORE、シンガポールへ Sentosa Island、New aspiration

VINEXPO ASIA 2023 SINGAPORE

VINEXPO ASIA 2023 SINGAPORE、シンガポールへ
セントーサ島、新たな展望

2つの目的を持ち、シンガポールを初めて訪れた。
VINEXPO ASIA 2023 SINGAPOREそしてセントーサ島の取材である。

VINEXPOでは、VINEXPOSIUM(VINEXPO本部)とTheDrinksBusiness(英国を本拠地とする媒体)から興味深いインビテーションをいただいた。そこにセントーサ島の取材が偶然重なったのだ。「この機会逃すまじ」と飛行機に乗った。

正式なオープニング前日の5月22日、チリのワイナリーSANTA RITAのCASA REALマスターセミナーに参加した。同ワイナリーの醸造責任者Sebastian Labbe氏は、theDrinksBusinessにより、100 BEST WINEMAKERS OF THE WORLDに選ばれている。Labbe氏は「いつでも質問してください。ディスカッション大歓迎です」ととても大らか。おかげでこちらも「こんなこと聞いていいのかなあ」とためらうことなく、みなさんが活発に質問するなかいくつか質問してみた。LE B+D GRAND TASTINGにも呼ばれ、大混雑のなか、とにかく試飲にいそしんだ。その中で印象に残ったいくつかのワイナリーを、早ければこの夏に訪れたいと思っている。

5月23日はオープニングセレモニーやプレスレセプションに出席。それから3日間は、試飲イベントやマスターセミナーに数多く参加した。できればすべて参加したいほど、どれも興味深い内容だった。GAMBERO ROSSOのマスターセミナー、Discover the 2020 vintage of 70 Grands Crus De Bordeaux、New Trends and Sustainability in California(Elaine Chukan Brown氏のレクチャーは素晴らしいの一言!あっという間の60分だった)・・・・・・テイスティング、ビジネス、エデュケーションなど、さまざまな面からワインへの造詣を深めることができる。The Drinks Business Asian Awards Ceremonyでは、日本在住のシャンパーニュメーカーの人々にもお会いでき、「東京で会いましょう」と新たなつながりに発展した。SANTA RITA主催のカクテルパーティは、OUE Bayfrontのルーフトップで行われた。Marina Bay Sandsの向かいにあるその場所から、素晴らしい夜景とその中にそびえ立つ象徴的な3つのタワーをカメラに収めることができた。

プレスラウンジでは各国の記者やフォトグラファーと知り合った。数ヵ国語を操り活躍する人々との対話は非常に刺激になり、特にフォトグラファーとは今後記事で協力し合う話を進めることもできた。

また、モジュラー式のシンプルなブースが並ぶ中、デザインが目を引くというだけの理由で入ったブースで、「飲食店とデザインの関係」という話に花が咲いてついつい長居するなど楽しみが尽きないイベントとなった。

VINEXPO ASIAは、3日間で64ヵ国から約1万人を動員したという。事前登録含めデジタル化が徹底されるなか、人による柔軟な対応も適宜得られ、非常にスムースにストレスなく動き回ることができた。

さてセントーサ島。入島する時から、『ジュラシック・パーク』を彷彿とさせるなあと感じた。ユニバーサル・スタジオ・シンガポールがあるセントーサ島は、島自体がテーマパークとなっているとのことだ。ビーチがどこまでも続き、夜遅くまで人で賑わい、花火、噴水、音楽を駆使したナイトショーがホテルの窓からでも楽しめる。

「シンガポールにはマーライオンしかない」なんて、誰が言い始めたんだろう。私なんて、日本に帰ってから「マーライオンを見るの忘れた」と焦ったくらいだ。

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