ライター、ワインエキスパート【冨永真奈美】

CULTURE & ENTERTAINMENT

メルシャンのエグゼクティブ・ワインメーカー安蔵光弘氏が選ぶワインに合わせて、「文喫」が選んだ本を楽しむ、ワインと本のマリアージュセットが発売されます

“ワインの世界とつながるさまざまな体験” を提供するメルシャンの新 EC サイト 「WINE & DOORS(ワイン・アンド・ドアーズ)」

メルシャンの新 EC サイト 「WINE & DOORS(ワイン・アンド・ドアーズ)」オープン記念イベント(11 月 29 日、センチュリーコート丸の内)にプレス枠でご招待いただきました。

ワインと本、ワインと音楽、ワインとアート、ワインとコーヒー・・・・・・聞いてるだけでワクワクしますよね。

「WINE & DOORS(ワイン・アンド・ドアーズ)」は、ワインの販売だけでなく、さまざまな体験型コンテンツ-「 wine×something」 の世界-を楽しめるウェブサイトとのこと。

「 wine×something」 の第一弾となるのは、「ワインと本のソムリエが選ぶマリアージュセット」です。

メルシャンのエグゼクティブ・ワインメーカーである安蔵光弘氏がワインを3種類選び、本と出会うための本屋「文喫」のブックディレクターが本を3冊選びました。約3万冊の本の候補から、ワインに合わせて本を厳選したとのことです。多くの人々に、本を通じてワインの世界にふれてほしいという願いが込められているとのこと。

玉緒甲州きいろ香、北信シャルドネ、椀子メルローに合わせて選ばれていたのは、定期的に何度でも読み返したくなる珠玉の文学作品ばかりでした。

本と言えば、私は首都圏の書店の棚に並んだ(並んでいないのも)ワインの本は、ほぼすべて購入して読んでいます。紙だったりキンドルだったりします。映画『シグナチャー〜日本を世界の銘醸地に〜』はDVDを購入して鑑賞しましたよ。

もちろん、安蔵光弘氏の著書もほぼすべて読みました。安蔵氏の本は、おそらくすべて、キンドルの読み上げ機能に対応していないのです。「文字をじっくり読んでほしい」という願いなのだろうか。安蔵氏に直接お聞きしたいと思っていたのですが、ご本人を目の前にすると緊張して頭から吹っ飛んでしまいました。

会場では39種類のワインと、 20 種類以上のフィンガーフードが用意されていました。吐器もあるため、数多くのワインを試飲できました。どのワインも美味しいのですが、もっとも心に残ったのは「笛吹甲州グリ・ド・グリ」です。「このワインに合わせて、どんな本をお選びになりますか」とも聞いてみたかったのですが、やはりご本人を目の前にすると緊張して頭から吹っ飛んでしまいました。ダメですね。

その他、シャブリの名門ワイナリーの生産者ルイ・ジモネ氏を招いての特別セミナーをはじめ、「松本珈琲店 Matsurica -まつりか 1978」による珈琲とワインの共通点に迫る体験型トークショー、
ピアノとバイオリンの生演奏に合わせて楽しむワイン×音楽の世界、そして武蔵野美術大学生が表現するワインをテーマとした展示とライブアートを楽しみました。

素晴らしいイベントでした。

 

記事をシェア