ライター、ワインエキスパート【冨永真奈美】

TRAVEL & CRUISE

イベリア半島とバレアレス諸島をラグジュアリー帆船でめぐり、ワイナリーを訪問 リスボンからマヨルカ島まで、ポルトガルとスペインの街や島々で堪能するワイン、美景、美食

シークラウドに冨永真奈美が乗船しました

ドイツの船会社SEA CLOUD CRUISESのラグジュアリーな帆船「SEA CLOUD SPIRIT」でめぐるイベリア半島とバレアレス諸島
「Celebrate The SEA CLOUD SPIRIT 9日間(8月13日~22日)」乗船取材

ポルトガルとスペインには特別な思い入れがある。20代の頃に、バックパッカーとして気ままな旅を楽しんだ国々だからだ。そのさいは内陸部を徒歩、バス、電車で縦横無尽にめぐった。その後も5回くらい訪れた。

今回はその両国を海から訪問した。ポルトガルの首都リスボンを出港し、イベリア半島を西岸から南岸、東岸へとめぐるルートだ。カディス、マルベーリャ、バレンシアに寄港しながら、バレアレス諸島のイビサ島、マヨルカ島へと進路を延ばす。世に名高い観光地、高級リゾート地、そして歴史的な古都を、本物の帆船で一度にめぐれるまとない機会であった。

本物の帆船でめぐる良さとは、気候条件に応じてエンジンと帆のバランスを変えるため、そのさいに船長の指示のもとクルーの動きがダイナミックに変わっていくのを見ることも心躍る体験になる点だ。帆だけで進んでいるときと、エンジンを使っているときを比べると、やはり揺れ方が違うように思う。それを実感できるのも、セーリングヨットでクルーズする醍醐味である。乗客にはヨット愛好家だけでなく、ワイン愛好家も多かった。仲良くなったみなさんと、船の厳選ワインや極上の料理ををともに堪能した。

そしてワイナリーめぐりも大事な取材だった。ポルトガルのリスボン近郊シントラ、シェリーの生産地として有名なカディス、イビサ島、そしてマヨルカ島でワイナリーを訪問した。バケーション時期にも関わらず、取材対応してくださった。

そして帰国前日、バルセロナでサグラダ・ファミリアを訪れた。着工から144年あまりを経て、主塔「イエスの塔」最上部の十字架が設置されたことは大きなニュースだったから(つまり未完よね?)、やはりみておきたかった。結局、サグラダ・ファミリアの斜め正面にあるカフェバーに18時から22時まで4時間あまりも居座り、カフェバーのオーナさんが勧めるカバやワインを飲みつつ、タパスをいくつも食べつつ、サグラダファミリアを眺め続けた。4時間の間で空の様子はころころ変わった。晴天、曇り、通り雨、夕焼け、星空・・・・・・サグラダファミリアの様子もころころ変わった。笑い、泣き、怒り、そして最後はとても神々しかった。

この取材にもとづく複数の記事は、本年10月から12月にかけてリリースされる予定である。

リスボン

イビサ

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