ライター、ワインエキスパート【冨永真奈美】

TRAVEL & CRUISE

客船「にっぽん丸」食の祭典~ワインフェス~乗船取材 2日間のペアリングディナー、試飲会、日本のワイン、世界のワイン、ボージョレ・ヌーボー

ソムリエ協会会長

ワインクルーズの取材依頼が来たとき、「好きなこと2つを同時に取材して書ける!」とわくわくした。「この取材と執筆は冨永さんしかいない。ぜひ」とのうれしい言葉まで聞けた。「これこれ、こういうの♪」という感じです。

プログラムもとても素敵なのだ。

2日間のペアリングディナーでは、田崎真也氏の選ぶワインと洋食、そしてカーブドッチワイナリーのワインと和食が供される。
試飲会も充実していた。

「ワインで巡る世界一周」と名付けられた田崎氏の試飲会では、9種類のワインとフィンガーフードを楽しめる。3回制だったが、あっという間に満席。

カーブドッチワイナリーの試飲会は、船の人気スポット、リドテラス(プールデッキ)で行われた。青空と海を眺めながら、7種類のワインを味わえるのだ。パラダイスでしたよ。

田崎真也氏については、そのご実績やご活躍をあらためてここで説明する必要はないと思う。インタビューでは、丁寧な言葉の選び方と話し方、張りのある流れるような口調が印象的だった。いろいろ伺えました。

カーブドッチワイナリーは、新潟ワインコーストに位置する複合型・滞在型ワイナリーだ。これまで何度もワイン仲間に「とにかく、行ってみて」と勧められた。個性ある美味なワインだけでなく、価値の高い「ワインエクスペリエンス」を提供している。素敵な場所は、素敵な人々で運営されているものだ。「カーブドッチで作ってるテイスティングノートをもらえますか?」と言うと、みなさん、数秒目を泳がせて、「そういや、うち、そういうのなかったなあ。だってね、飲むタイミングや人によって感じ方は変わるからねえ。うん、冨永さんも自分の感じ方を楽しんでね」と、とっても鷹揚なのだ。(もちろん、接客時に適宜説明しておられますよ)

もちろん、購入しましたよ。ピノノワールと、Sable(アルバリーニョ・セミヨン・リースリング)。アルバリーニョは配送中。
フォトグラファーさんは、「いや~、日本のワインってこんなにうまいの?」とわくわくしていた。
ワインとクルーズは相性がとてもよいのだ。

2泊3日の間、ワインにとても集中できたし堪能できた。

さあ、書こう。

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