3月のFoodexに続き、ギリシャワインにふれる機会があってうれしい。
コンスタンティノス・ラザラキスMWのマスターワインセミナーを受けるのは2回目だ。
ワインを飲めば飲むほど知れば知るほど、迷い悩むことしばしばである。
このワインは美味しいと感じても、なぜ美味しいのか説明できなきなければそれは単なる感想であり、安易に美味しい(あるいは美味しくない)と言ってはならないのではないか。ワインを飲むさいは食事とのペアリングも常に考えたほうがいいのか。
などなど、なんだかあんまり楽しくなくなってしまうのだ。
ラザラキス氏のセミナーを聞きつつ、それほど真面目にならなくともいい、と思えてきた。
「このワイン、ああ、美味しいなと素直に思うでしょう?」
「ギリシャワインはどんな食事にも合いますよ。食事に合わせてワインを変える必要もありません」。
私の迷いや悩みを解消することを意図したコメントではないが、私の心は軽くなった。
前回参加したマスターワインセミナー(VINEXPO TOKYO 2016)の写真を見せて、今回も一緒に写真を撮っていただいた。
マブロダフ二、アシルティコ、ロディティス、マラグジア・・・・・・
セミナーでも試飲会でも、ギリシャワインの魅力を時間の許す限り味わった。
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